ひと口に「冷凍パン生地」といっても、さまざまなメーカーからいろいろな種類の商品が販売されています。簡単に分類すると……
ホイロ前冷凍生地 | 発酵前の段階で急速冷凍したもの。 解凍→発酵→焼成 の手順が必要。 |
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ホイロ後冷凍生地 | 生地を発酵させてから急速冷凍したもの。 解凍→焼成 の手順。発酵が不要。 |
半焼成冷凍パン | 焼きあがる一歩手前の段階で急速冷凍したもの。 オーブンで仕上げの焼成をするだけでOK。 |
焼成冷凍パン | 完全に焼き上げてから冷凍したもの。 オーブンで焼き戻すだけ。 |
イズムの冷凍パン生地は「ホイロ前冷凍生地」。
上記の中では唯一「発酵」の工程が必要なので、他の生地に比べ焼成までに時間がかかります。
確かに、ホイロ後冷凍生地や半焼成冷凍パンは、手軽に簡単に暖かいパンを提供することが可能です。
しかし、冷めてしまえば急速に老化し、味も香りもないパサパサのパンになってしまいます。
これらは簡便さを追求するあまり、パン本来の味や風味を犠牲にしてしまっているというのがイズムの考えです。
焼成する直前にある程度の時間をかけて生地をしっかり発酵させることでしか、パン本来の香りや味は生まれません。
若干の手間は必要になりますが、その手間を補って余りあるほどの香りや味の違いを実感していただけます。
フランスパンやパン・ド・カンパーニュなどには、「パネトーネ種」を使用しています。
天然酵母ならではの、豊かな香りのパンが焼き上がります。
ミキシングのタイミングや生地の温度管理など、高度な職人技が求められるパンの製造。
イズムでは、最新の製パン用の製造ラインを導入し、さらにその工程に経験豊富な職人の技を随所に盛り込む独自の製法を採用しています。全自動の大規模な製造ラインでは不可能な「ひと手間」が、イズムのパンの味の決め手です。
妥協を許さない職人技があるからこそ、本物のパンの味が引き出されるのです。